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基本情報技術者試験は取る意味が無いのか

日記

結論:意味もメリットもあると思う。

「意味がない」という気持ち、よくわかります。

元システム屋さん社員だった現無職です。

就業中、基本情報技術者試験を勉強したことがなく、無職の今は時間ができたので勉強しています。

勉強始めて100ページくらいは、「こんなの実務でやるのかよ!?」「意味ねーだろ!」ってぶつぶつ言いながらやってましたが、150ページ目くらいから「これやっておくべきだったな」という評価に変わりました。

まずは、テキストを200ページくらい読んでみるといいかもしれません。

基本情報技術者試験は取る意味が無いのか?

結論的には、意味はあると思います。

なんというか、運用保守担当だったり情シスだったりという世界において、

実世界の事柄に置き換えると小中の義務教育的なところが基本情報技術者試験だとおもいます。
ニュアンスです。ニュアンス。

どんな意味があると感じたかを箇条書きにしてみます。

  • (勉強嫌いの私にとって)かなりの忍耐力を試される、人材確保時の足ぎりとして使えそう。
  • 持ってればその足ぎりを回避できる。
  • システムに関連する様々なコトの設計時に考える基準がわかる。
  • 世の中のシステム構築がセオリーに(ある程度)従っているため、飲み込みが早くなる。
  • 仕事で何かしらの報告時に使える語彙が増えて会話が早くなる。
  • アサイン時に投げ込まれたところで、どんな文書を読めばスムーズに入り込めるかある程度読める。
  • 自分がソロで開発することになったとき、ミリ知ら手探りよりも安心感を持って進められる。
  • システムに関する解像度が上がると、エンドユーザに合わせた語彙に変換して伝えやすい。

基本情報技術者試験の計算問題要らなくね?

気持ちわかります。

人によってはめちゃ難しいです。私は義務教育範囲の算数数学が壊滅的にできないため、本当に嫌いです。四則演算が義務教育だとしたら、0.9則演算くらいしかわからないです。

計算問題に関しては、基本情報の足切り的なものなんだろうなと思っています。

おもんなくない、イライラする結論ですが、計算問題に関しては本当にそうだと思う。

働くために必要かと言われれば、現無職なのでよくわかりませんが、たぶんあまり要らないです。

もちろん職種によると思います。2や16進数をすらすら読んで書く必要のある言語を扱ってる人は要るかも。

"16進数を計算できる"

より、

"やり方やルールをササっと調べて、今後社内の誰もが16進数を計算できるようにするツールを作り出せる。拡張が楽しくなってn進数全部対応しちゃう。"

の方が絶対優秀です。

でも、その行動が優秀と評価される土俵に立つための足切りで使われるのが基本情報技術者試験で、その試験の足切り的内容の一つが計算問題だとおもいます。

おもんなくない、イライラする結論ですが、計算問題に関しては本当にそうだと思う。

かろうじて、稼働率とかその辺りの計算を暗算でパッとできると、どこかで説得力ある発言ができるかもしれません。

あとは運用保守でインシデントを表にしてみたら、バスタブ曲線になったりして納得できるかも。

とかそういう感じです。

受験をしたことないのでわかりませんが、たぶん受験を突破するためだけにやる勉強と同じようなものです。

受験経験がある人なら、難なく突破しちゃうのかな。

計算問題を超えると、実務で使うかもなーっていう内容が出てくる

計算を超えると、システム屋さんの実務で経験することが言語化されてる範囲があったりします。

そのあたりは、実務で揉まれまくると自然と体に染み付くものではあるのですが、システム屋さんがどういう基準で管理をしているのかとか、

ハードウェアの構築でどういうことを考えていて、自社のシステムはどういう意図に合致しているのかとか、

クラウドの設計を学ぶ時なんかにも、ハードウェアの可用性だとか信頼性だとかの考え方はダイレクトに使う知識なのかもなって思いました。

開発する以上、データベースを扱ったりメンテナンスしたり、SQLを作ったりすることもあったりします。(FTPSとかの開発ならしないこともある)

セキュリティはもちろん大切だし、会社の定例会なんかの経営報告を理解するのに使えそうな知識もでてくる。

ほんまに、納得できないことだと思うけど、愛嬌が良くてかつ難しい雑談を嫌味なく青臭い感じもなくできる人は出世していってた。定例会で質問できたり、終わったあととかに上の目線で話せたりするひとね。

終わり

いったん公開、内容を後で増やしたりするかもしれません。

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