blenderで穴開けや角を切り落とす作業を直感的にできるBoolTool

四角や丸、多角形の穴を直感的にサクサク開けたい場合には、BoolToolという無料の公式アドオンが便利です。

blender、この直感的にカットしたり、穴をばんばん開けられる無料アドオンが楽しすぎる件について#b3d #blender pic.twitter.com/gODhPpidk1
— Rinboku (@rinboku_mental) September 19, 2024

編集->プリファレンス->アドオン　にBoolToolが無い場合には以下の記事を参考に入手可能です。

BoolToolで追加されるCarveツールが直感的で楽しい

(デフォルトのままならば)画面左のツールバーに追加されるこのアイコンです。

描く図形の穴を貫通して開けられるツールで、上から順に、四角、丸、頂点を置いて作る多角形　です。

下動画の使用感となっており、直感的で楽しいツールです。

blender、この直感的にカットしたり、穴をばんばん開けられる無料アドオンが楽しすぎる件について#b3d #blender pic.twitter.com/gODhPpidk1
— Rinboku (@rinboku_mental) September 19, 2024

本当はブーリアンモディファイアの手順を簡潔にすることが真骨頂なBoolToolで、Nメニューから使えます。

Difference（差分）は、選択したオブジェクトをターゲットオブジェクトから引き算する操作です。選択オブジェクトが切り取る部分が削除され、残りの部分だけが保持されます。この機能は、モデルに穴を開けたり、特定の部分をすばやく切り取る場合に非常に便利です。

Union（結合）は、2つのオブジェクトを1つに結合する操作です。2つのオブジェクトのボリュームを統合し、シームレスに一つのオブジェクトとして扱えるようになります。特にハードサーフェスモデリングにおいて、複雑な形状をまとめるのに役立ちます。

Intersect（交差）は、2つのオブジェクトの重なっている部分だけを残し、他の部分を削除します。交差部分を強調したい場合や、複雑な形状同士の交点を正確に作りたいときに役立ちます。

Slice（スライス）は、ターゲットオブジェクトを選択オブジェクトで切断し、2つの別々の部分に分割します。選択オブジェクトをカッターとして使用し、ターゲットメッシュをカッターとの交差部分で分割します。この機能は、メッシュを複数のピースに分割したい場合に便利です。

Difference（差分）操作は、Auto Booleanと同様にオブジェクトを引き算しますが、Brush Booleanではブーリアンモディファイアが適用されずに保持されます。これにより、カットオブジェクトやその影響を後で調整でき、非破壊的なワークフローが可能です。

Union（結合）は、Brushモードでもオブジェクトを結合しますが、モディファイアが保持されるため、後から結合部分の調整が可能です。最終的な形状を後から微調整したい場合に役立ちます。

BrushモードのIntersect（交差）では、2つのメッシュの交差部分が保持されますが、モディファイアがアクティブなままなので、ブーリアンオブジェクトを動かして結果を後から調整することが可能です。交差部分の微調整が必要な場合に便利です。

Slice（スライス）操作は、Brushモードでもターゲットオブジェクトをカットしますが、モディファイアが保持されるため、カットオブジェクトを動かして結果を調整することができます。切断結果を動的に微調整したい場合に便利です。